こんにちは。おばちゃん助産師です。
今回は、「つわり」についてお話ししましょう。妊娠がわかって、早い人では妊娠6週ぐらいから始まり、おおよそ妊娠12週ぐらいまで続くこともあります。つわりの様子も様々で、ずーと気持ち悪い、臭いがきになり気持ち悪い、食べたいのに食べると吐く、お腹がすくと気持ち悪くなる「たべづわり」の方もいます。また、この時期は、気分もすぐれない、何もやる気がおきない、「なんで私ばかりこんなに苦しいの」と、妊娠がわかってとてもうれしいのに、素直に喜べないような気持になりがちです。


「つわり」の時は、なんでもいいので食べれるものを食べましょう。たくさんは無理だと思うので、少しづつでもいいから口にいれましょう。一般的には、さっぱりとした、冷たい物が食べやすいといわれています。もしご飯が食べれる方、「冷茶漬け」はどうでしょう。夏場は、案外いけますよ。私も食欲がない時に、よくやります。また、水分はとるようにしましょう。特に今年のような夏は、水分摂取はこまめにしていくことが大事です。気持ち悪い、飲むのも無理、という状態だと脱水状態になります。つわりの時期に、食べれない、食べても吐く、水分もとれない、尿回数も少ない場合は、かかりつけのお医者さんに相談して下さい。


とにかく、「つわり」の時期は、今思い出してもつらかったです。私の場合、妊娠がわかったとたんに「つわり」が始まり、大体14週ぐらいまで続きました。ずっと船酔いの状態。食べてもすぐ出る、家に一歩入った時の臭い、スーパーの臭いがダメでした。やはり、夏場がつらかった。暗くて長い長いトンネルの中にいるような感覚でした。それでも、カフェオレとサンドイッチは何とか口にできていました。時々塩気の強いラーメンも食べたくなったりしてました。でも、時期が来ればこの状態も収まるんですね。不思議と視界が開け、パッと明るくなりました。


今回は、「つわり」について話しました。今、妊娠されて真っ最中の方は、とにかく水分をこまめにとって脱水にだけは注意してくださいね。周りの人の体験談を聞いてみるのもいいかもしれませんね。いろいろな、乗り切り方のヒントがもらえるかもしれません。では、次回へ続く。。。