こんにちは!おばちゃん助産師です。先日孫の誕生日会に呼ばれました。いいですね。子供って、未来しかない、というか日々成長していて、会うたびにできることが一つずつ増えている。改めてすごいなと孫の成長を見ながら感じています。誕生といえば、妊娠がわかり、しっかりと心音が確認できたら、分娩予定日が決まります。今回は、「予定日」にまつわる話です。


皆さんは、予定日が決まったら、赤ちゃん誕生にむけて準備を始めると思います。「産まれてくる子は、男の子かな?女の子かな?」「〇月だったら、暑い時期だな。寒い時期だな。」とか考え、ワクワク楽しみだと思います。そして、妊婦健診も週数が進むにつれて、4週間毎に1回、2週間毎に1回、毎週毎と変わっていきます。

予定日近くなると、本人たちより周りの人が「予定日近いね。いつ頃になりそう?」「まだ何ともないの?」「予定日に産まれるといいね」など、心配のあまりつい言ってしまいがちになります。妊娠中の皆さんも、「いつ陣痛が始まるかな」「明日は予定日なのに、何ともない。。大丈夫かな。。」と不安に思う妊婦さんも少なくありません。また、様々な理由から帝王切開が決まった場合や、無痛分娩で計画的に出産を検討される場合も、予定日より早めに計画されることの方が多いようです。

このように、予定日はあくまでも予定日です。その日に出産になることの方が稀です。だから、いつその日が来てもいいように、予定日を基準にして準備はしましょう。準備も物だけの準備ではなく、身体も心も準備していきましょう。出産にむけての準備については、またお話しますね。周りの人も、本人のことを考えて、「そっと見守る」ことが大事かなと思っています。今回は、「予定日」のとらえ方について話してみました。次回へ続く。。